広告にはアフィリエイトを利用しています。

AirレジからSquareへの乗り換え手順|商品CSV移行とプリンター流用の確認ポイント

この記事でわかること

  • AirレジからSquareへの移行時は、商品CSVのヘッダー項目や税設定・カテゴリの構造差分をスプレッドシート等でマッピング・変換してインポートする。
  • スター精密製(mPOPやTSP650II等)のプリンターや連動ドロアーはSquareでも対応している機種が多いが、接続方式(Bluetooth/LAN/USB)とSquareの対応表照合が必須。
  • 移行当日のトラブルを防ぐため、月末や休業日に並行テスト期間を設け、レシート印字と売上テストを実施してから本番切り替えを行う。

店舗運営を続ける中で、「AirレジからSquareへ乗り換えたい」と考える事業者は増えています。「売上金の入金サイクルをもっと早めたい(Squareなら最短翌営業日振込)」「通信障害時に備えてオフライン決済機能を使いたい」「iPadだけでなくAndroid端末や専用端末(Square Terminal)も使いたい」など、理由は様々です。

しかし、いざPOSレジを乗り換えるとなると、現場の運用には大きな壁が立ちはだかります。

  • 「登録済みの数百点・数千点の商品データを手動で打ち直すのは膨大な手間がかかる」
  • 「いま使っているレシートプリンターやキャッシュドロアーはSquareでも流用できるのか?」
  • 「営業を止めずにスムーズにレジを切り替えるにはどんな手順を踏めばよいのか?」

この記事では、AirレジからSquareへ移行する際の「商品マスタCSVの変換・インポート実務」「周辺機器の互換性チェック」「移行当日の安全な切り替え手順」を具体的に解説します。

AirレジからSquareへの乗り換えロードマップ(全7ステップ)

営業を中断させずにレジを切り替えるには、事前のデータ準備と並行検証が鍵になります。

  1. Squareアカウントを開設する(無料)。
  2. Airレジから商品CSVをエクスポートする。
  3. 表計算ソフトでCSV項目をSquare形式に変換する。
  4. Square管理画面にCSVをインポートする。
  5. プリンター・ドロアーの接続を確認する。
  6. 休業日・閉店後にテスト会計・レシート印字を行う。
  7. 本番へ切り替え、Airレジの過去売上データを保存する。

いきなり本番レジを入れ替えるのではなく、現在のAirレジを通常通り稼働させながら、裏でSquareの準備と機材テストを完了させるのが最も安全な進め方です。

最もつまずきやすい「商品マスタCSVのデータ変換」実務

AirレジとSquareは、どちらも商品マスタのCSVエクスポート・インポート機能を備えています。しかし、CSVの列名(ヘッダー)やデータの持ち方が異なるため、Airレジから書き出したCSVをそのままSquareに読み込ませることはできません。

ExcelやGoogleスプレッドシートを開き、AirレジのデータをSquareのテンプレート項目へコピー&ペースト(マッピング)して整形します。

AirレジとSquareの主要項目対応表

表は横にスクロールできます。

Airレジの項目Square(商品ライブラリ)の項目変換・移行時の注意点
商品名トークン名(商品名)そのままコピー可能
カテゴリーカテゴリSquare側でカテゴリが自動作成される
価格(税込/税抜)価格Squareは税設定を別項目で紐付けるため、税抜・税込の基準を揃える
バーコードSKU または バーコードバーコードリーダーで読み取るコードを入力
商品説明・備考説明必要に応じてコピー
バリエーションバリエーション名サイズやカラーがある商品は行構造を合わせる

CSV移行時の3つの注意点

  1. 文字コード(UTF-8)の確認: Squareのインポート画面は「UTF-8」形式のCSVを推奨しています。Excelで保存する際は「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」を選択し、文字化けを防ぎます。
  2. 税金(消費税)ルールの事前設定: Squareでは「10%」「8%(軽減税率)」といった消費税ルールを管理画面の「消費税」設定であらかじめ作成しておきます。CSVインポート時に該当の税ルールを商品に適用させます。
  3. まずは数件でテストインポートを行う: 全商品を一括で流し込む前に、代表的な商品を3〜5件だけ入れたテスト用CSVを作成し、Squareにインポートしてみましょう。カテゴリ分けや価格、バリエーションの表示が意図通りになっているか確認してから全件を処理します。

手持ちの周辺機器はSquareで流用できる?

Airレジで使用していたハードウェアがそのままSquareで使えるかどうかは、初期費用を大きく左右します。

表は横にスクロールできます。

周辺機器Airレジで使用していた機材Squareでの流用可否確認ポイント
iPad / タブレットiPad(第7世代以降など)原則流用可能App Storeから「Square POSレジ」アプリをインストールして利用
レシートプリンタースター精密(mPOP, TSP650II等)流用可能(機種による)スター精密のBluetooth・LAN対応モデルはSquare公式対応表に多数掲載
レシートプリンターセイコーインスツル(RP-F10等)流用可能(Bluetooth/LAN)Square公式対応リストに掲載あり
キャッシュドロアープリンター連動型(モジュラー)流用可能プリンターが流用できれば、そのまま接続して自動開閉可能
バーコードリーダーSocket Mobile製等(Bluetooth)原則流用可能Square対応モデルであればペアリングを変更して使用
カード決済端末Airペイのカードリーダー流用不可Airペイの専用リーダーはSquareでは使えないため、Squareリーダーや端末が必要

とくにAirレジで人気の高いスター精密のオールインワン端末「mPOP」(プリンター一体型キャッシュドロアー)は、Square POSレジでも公式対応しています。iPadのBluetoothペアリング先をSquareに切り替えるだけで、ハードウェアを買い替えることなくそのまま使い続けられます。

周辺機器の詳しい構成はAirレジに必要な機器一覧やレシートプリンターの選び方を参照してください。

乗り換え当日のトラブルを防ぐ実務チェックリスト

レジの切り替え当日に現場が混乱しないよう、以下の点を確認しておきます。

1. Airレジの過去売上データをバックアップする

Squareに移行しても、Airレジ時代の過去の売上履歴や日報データが自動でSquareに移行されるわけではありません。 Airレジの管理画面から、過去の「売上集計CSV」や「商品別売上CSV」「レジ締め履歴」をすべてダウンロードしてPCに保存しておきましょう。確定申告や税務調査に備え、過去の会計データは法定保存期間(原則7年)保管する必要があります。

2. 閉店後または休業日にテスト会計・返金テストを行う

営業中の忙しい時間帯に切り替えるのは絶対に避けてください。前日の閉店後や休業日を利用して、以下のテストを必ず実施します。

  • 実際の商品をバーコードスキャン・手動選択して会計できるか
  • 現金会計時にキャッシュドロアーが正常に開くか
  • レシートプリンターからインボイス対応のレシートが正しく印字されるか
  • クレジットカード決済が正常に通るか(テスト決済後に管理画面から返金・取消処理を行う)

3. 会計ソフトとの連携先を変更する

freeeやマネーフォワード クラウドなどのクラウド会計ソフトとAirレジを自動連係していた場合、移行後は「SquareとのAPI連携」に切り替える必要があります。切り替え日を明確にし、同じ売上データが二重計上されないように設定のタイミングを調整しましょう。会計ソフトとPOSレジの連携方法に詳細な手順をまとめています。

移行前にSquareの無料POSと対応端末を確認する

Squareは月額無料でアカウント開設でき、管理画面から商品CSVのインポートや端末テストを行えます。現在のAirレジ環境と並行して事前検証を進められます。

よくある質問(FAQ)

Airレジで使っていたスター精密のmPOPはSquareでも動きますか?

はい、動きます。mPOP(Bluetooth接続)はSquare POSレジの公式対応周辺機器に含まれています。iPadのBluetooth設定でmPOPを接続し、Squareアプリ内の「設定」→「周辺機器」→「プリンター」で接続先に指定すれば、レシート印刷とドロアーの自動オープンが機能します。

Airレジの顧客カルテやポイント履歴はSquareに引き継げますか?

顧客の基本情報(氏名、電話番号、メールアドレス等)は、CSVエクスポート・インポートによってSquareの顧客リストへ引き継ぐことが可能です。ただし、Airレジ独自のメモ欄や過去の施術履歴、付与ポイントなどの詳細データを完全な形で自動合算することは難しいため、移行時に手動での整理や備考欄への集約が必要です。

Airレジを解約する際に違約金や機器の返却義務はありますか?

Airレジは月額無料のアプリであり、年契約の縛りや解約違約金はありません。また、レシートプリンターやキャッシュドロアー、iPadをご自身で購入して揃えていた場合は、すべて自社の所有物であるため返却義務はありません(※キャンペーン等でAirペイの端末を無償貸与されている場合は、Airペイ解約時に決済端末の返却規程が適用されるため確認が必要です)。

まとめ:データ変換と機材の流用チェックで無駄なコストを抑えて乗り換える

AirレジからSquareへの乗り換えは、手順さえ正しく踏めば営業を止めることなく安全に完了できます。

  1. データ移行:商品CSVをエクスポートし、ヘッダー項目と税ルールをSquare形式に整えてインポートする。
  2. 機材の流用:iPadやスター精密製プリンター・mPOP・キャッシュドロアーはそのまま流用できる可能性が高いため、無駄に買い替えない。
  3. 並行検証:本番切り替え前に必ずテスト会計・レシート印字・取消処理を行い、過去売上データのバックアップを保存する。

両サービスのより詳細な機能差や手数料の比較は、AirレジとSquareの徹底比較およびSquareの評判とレビューで確認してください。

移行前にAirレジの公式案内を確認する

Airレジの機能やサポート窓口は公式サイトで確認できます。商品CSVの書き出し・売上データの保存は、ご自身のAirレジ管理画面で行ってください。

確認した公式情報

自店の条件から選ぶ

業種・店舗数・注文方法から、必要なレジと機材を絞れます。

自店に必要なものを3分で整理する