Squareを導入しようとしても、リーダー、ターミナル、スタンド、ハンディなど複数の端末があるため「結局どれを買えばいい?」と迷いやすいものです。いちばん安い機種が、その店にとっていちばん安い構成とは限りません。 すでにiPhone・Android・iPadがあるか、紙のレシートが必要か、会計する場所が固定かで選択肢が変わります。
結論として、手持ちスマホでシンプルに始めるならリーダー、紙レシートも端末単体で出したいならターミナル、iPadを据置POSにしたいならスタンド、客席や売場を歩き回るならハンディを起点に考えます。まずは現在の端末ラインナップを整理します。
Squareの端末を価格と必要機材で比較
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| 端末 | Square公式の税込価格(確認時) | 別途必要なもの | 主な役割 | 紙レシート |
|---|---|---|---|---|
| Square リーダー(第2世代) | 4,980円 | 対応スマホ・タブレット、アプリ | 小型カードリーダーで会計 | 別途対応プリンター等 |
| Square ターミナル | 39,980円 | 通信・充電環境 | 単体で会計・決済・印刷 | 本体にプリンター内蔵 |
| Square スタンド | 29,980円 | 対応iPad、必要に応じ周辺機器 | iPadをカウンターPOS化 | 別途対応プリンター |
| Square ハンディ | 44,980円 | 充電・通信環境等 | 持ち運べるPOS・会計 | 本体に内蔵されていないため別途運用確認 |
| Square キオスク | 29,980円 | 対応iPad等、店舗の注文構成 | 飲食店のセルフ注文 | 通常の決済端末と用途が異なる |
| Square レジスター(第2世代) | 99,980円 | 必要に応じ対応プリンター等 | 2画面の据置POS | 別途対応プリンター |
価格確認:2026年10月9日、Square公式の国内ハードウェア一覧。 キャンペーンや販売先で価格は変動します。スタンド・キオスクの表示価格は、別途必要なiPadまで含んだ合計価格ではありません。端末によって利用できるPOS機能や周辺機器も異なるため、購入時は必ず最新の互換性を確認してください。
Square リーダーとターミナルの違い
この2機種で迷うケースが特に多いでしょう。
- リーダー: お客様のカードを読み取る小さな機械。スマホやタブレットのアプリで商品・金額を入力して使う。小さく安価だが、単体ではPOS画面も紙レシート印刷もできない。
- ターミナル: タッチ画面・決済受付・レシートプリンターがまとまった端末。対応する機能の範囲で本体から操作でき、別のスマホをレジとして常時使わない構成を作りやすい。
たとえば「会計は1人、たまに催事にも持って行く」ならリーダーは候補です。「毎日何十件も紙レシートを発行する」なら、リーダー+別プリンターの総額とターミナルを比べる必要があります。
Square リーダーが向く店:初期費用を抑えて手持ち端末を使う
Square リーダー(第2世代)は、小型で持ち運びやすいカード決済機器です。リーダーを買っただけでは会計できず、対応スマホ・タブレットとSquare POSレジアプリなどが必要です。
事前に確認すること
- 手持ちのiPhone・iPad・Android端末がSquareの対応端末に入っているか
- 営業中にBluetooth接続や端末の充電を維持できるか
- レジ台でスマホを固定するスタンドが必要か
- 紙レシートを発行するなら対応プリンターをどこに置くか
- お客様の会計金額をどの画面で確認してもらうか
スマホだけでタッチ決済が足りる場合は、そもそもリーダーを買わなくてもよい可能性があります。対応iPhone・Androidを持っている人は、スマホだけのカード決済ガイドも先に確認してください。
Square ターミナルが向く店:紙レシートとカード決済を1台で
Square ターミナルは、決済の受付と本体内蔵プリンターによる紙レシート発行をまとめられる端末です。スマホやiPadを別途用意しなくても、対応するSquareの操作を本体で行う構成を検討できます。
向くのは、受付カウンターのある小さな店舗、短時間でレシートを出すテイクアウト店、プリンターやコードを増やしたくない店などです。持ち運びはできますが、通信・バッテリー・ロール紙の準備を無視できません。
ターミナルを買う前に
- メニュー数・商品数が多い場合、本体画面だけで素早く会計できるか
- 店舗Wi-Fiの届く場所で使えるか
- 必要な紙レシートの設定・再印刷・返金操作を試せるか
- スマホやiPadのSquare POSレジと組み合わせる場合、希望する連携方法が対応しているか
Squareのターミナル仕様で通信・対応周辺機器まで確認してから選びます。
Square スタンドが向く店:既存iPadを据置レジにする
Square スタンドは、対応するiPadを設置し、カウンターで商品を選ぶ・会計金額を表示するといったPOS運用を整える機器です。
iPadがすでにある店では有力候補ですが、スタンドの29,980円だけで使えるとは限りません。iPadの機種と端子、対応OSを確認し、必要ならレシートプリンターやキャッシュドロアも足します。
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| 店の条件 | 先に考える選択肢 |
|---|---|
| 対応iPadをすでに所有 | スタンド+必要な周辺機器 |
| iPadを持っていない | iPad購入費込みでターミナルやレジスターと比較 |
| レシート印刷が多い | 対応プリンターと設置スペースを確認 |
| 客席・屋外で決済したい | スタンド据置ではなくリーダー・ハンディ等も確認 |
Square スタンドの世代や対応端子は購入前に確認してください。対応機種一覧は更新されるため、現在持っているiPadの型番で調べます。
Square ハンディとレジスターはどんな店向け?
Square ハンディは売場や客席へ持ち歩きながらPOS・会計操作をしたい場合に向く候補です。小さなリーダーとは違い、POS操作を行う画面を備えた機器として考えます。レシート印刷・通信・利用するPOS機能については実際の運用に照らして確認してください。
Square レジスターは2画面を備えた据置型POSです。レジ台でスタッフの操作とお客様側の表示を分けたい、ピーク時の会計を安定させたい店舗で検討しやすくなります。端末費が高いため、一人経営の少額会計中心の店なら小さな構成で十分なこともあります。
Square キオスクは通常のレジの単純な代替ではなく、飲食店のセルフ注文に関係する機器です。レジ端末を比較している人は、注文受付の流れが必要かどうかを分けてください。
飲食店の注文・POS全体の選択は飲食店向けPOSレジ比較でも整理しています。
店舗タイプ別:結局どれを買えばいい?
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| 店舗の状況 | 第一候補 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| マルシェやイベントで週末だけ販売 | スマホタッチ決済、Square リーダー | 現在のスマホで対応できるか、屋外通信 |
| 一人経営の小さな雑貨店 | リーダーまたはターミナル | 商品登録、紙レシート、設置面積 |
| テイクアウト中心のカフェ | ターミナル、スタンド | 会計件数、注文入力、受け渡しの導線 |
| 既存iPadを活かしたい店 | スタンド | 対応するiPad世代、プリンター、ドロア |
| 客席会計や売場接客を重視 | ハンディなど持ち運び型 | 通信・充電・スタッフ人数 |
| レジ台でスタッフとお客様に別画面を見せる | レジスター | 会計頻度、POS操作、設備予算 |
選択肢が多いほど、先に「決済だけでいいのか」「商品登録や注文管理も必要か」を決めると絞れます。POSレジ全体の比較ならPOSレジおすすめ比較も参考になります。
Squareの端末価格と対応機種を確認する
端末価格やキャンペーンは変わります。リーダー・ターミナル・スタンド・ハンディの必要機器、対応決済、販売条件をSquare公式で確認してから購入してください。
端末本体だけでなく、総額で比べる
価格が4,980円のリーダーでも、スマホを業務専用に買い足し、プリンターとスタンドを用意すれば総額は大きくなります。逆に、対応スマホやプリンターをすでに持っていればリーダーは安く済みます。
考えるべき費用は次のとおりです。
- Squareの端末本体
- 対応スマホ・iPadの追加購入費
- レシートプリンター、ロール紙、キャッシュドロア
- スタンド、充電器、Wi-Fi・通信
- Squareの決済手数料と、利用するPOSプランの費用
「Squareは月額0円から」は、機器や全POS機能が無料という意味ではありません。 基本POSと有料の業種別機能、決済手数料、ハードウェア代は分けて比較してください。POSレジの初期費用・1年総額にも考え方をまとめています。
購入前のチェックリスト
- 手持ちスマホ・iPadの型番が端末の互換性一覧にある
- 必要なカード・電子マネー・QR決済を受け付けられる
- 商品点数と会計方法に合う画面サイズ・操作がある
- 紙レシートと返品・返金の運用を確認した
- LAN・Wi-Fi・充電・Bluetoothなどの設置条件を確認した
- キャッシュドロアやプリンターの対応型番を確認した
- 決済手数料と契約・入金条件を確かめた
- 通信・電源・端末故障時の代替手順を決めた
よくある疑問
Square リーダーだけ購入すれば使えますか?
いいえ。対応するスマホ・タブレットと指定アプリが必要です。対応端末を所有していない場合は、追加購入費込みで比較してください。
Square ターミナルにスマホやiPadは必要ですか?
ターミナル本体で決済・POS操作・レシート印刷を行う構成なら、別のスマホやiPadをレジとして常時設置する必要はありません。ただし使いたい機能や周辺機器の対応は確認が必要です。
Square スタンドはiPad付きですか?
スタンドの価格にiPad本体は含まれません。対応iPadが別途必要です。
リーダーとスマホのタッチ決済は何が違いますか?
スマホタッチ決済は対応スマホそのものを読み取り端末として使います。リーダーはスマホ等に接続する別のカード受付機器です。対応する決済手段やICカードの扱いも異なるため、スマホだけでカード決済を導入する方法と比較してください。
ターミナルならすべての決済とPOS機能が無料ですか?
端末代・決済手数料があり、POS機能は用途やプランで異なります。利用予定のブランドと必要機能をSquare公式で確認してください。
まとめ:買う前に既存機材を棚卸しする
スマホ・iPadを持っているか、紙レシートが必要か、会計場所を持ち歩くか。 この3点でSquareの端末選びはかなり簡単になります。安い端末からではなく、すでに持っている機材と営業の流れから候補を絞りましょう。
Square全体の特徴や決済手数料・入金についてはSquareの決済・POSレジ解説で確認できます。