Android端末を所有していても、POSアプリ、決済、プリンターのすべてが対応するとは限りません。既存端末の流用だけでなく、必要機能が揃う総額で判断します。
Androidをレジとして使うことと、スマホで直接カード決済を受けることは別です。決済が主目的ならスマホだけでカード決済を導入する方法を参照してください。
Airレジ・スマレジ・Squareの対応端末を比較する
2026年10月7日に各社公式の対応端末・機能ページを確認しました。「会計」は現金も含むPOSの売上登録、「決済」はカードなどの支払い受付として分けています。
表は横にスクロールできます。
| サービス | Android | iPhone | iPad | 専用端末 | スマホだけの会計・決済 | 紙レシート |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Airレジ | 非対応 | 対応 | 対応 | レジはiOS端末 | iPhoneで会計可。Airペイのカードリーダーは別。Airペイ タッチは対応iPhoneでタッチ決済 | 対応プリンターを追加 |
| スマレジ | POSアプリは非対応 | 対応 | 対応 | PAYGATEは別の決済端末 | iPhoneでPOS会計可。PAYGATEのAndroidとスマレジPOSの対応OSを混同しない | 対応プリンターを追加 |
| Square POSレジ | 対応端末で可 | 対応 | 対応 | ターミナル等 | 対応スマホで会計可。Tap to Payは対応iPhone・Androidスマホでタッチ決済 | 対応プリンターを追加。ターミナルは内蔵 |
| CASHIER | 指定端末を確認 | 本表の専用構成では対象外 | 本表の専用構成では対象外 | MOBILE TYPE A920等 | A920は専用端末。手持ちスマホへの流用とは異なる | A920は内蔵 |
| STORES レジ | 非対応 | 対応(機能制限あり) | 対応 | 決済端末は別 | iPhoneでレジ会計可。決済は対応構成を別途確認 | 対応型番・接続方式を確認 |
| funfo | 店舗用POSは非対応 | 店舗用POSは対象外 | 対応 | 店舗側はiPad | 客のスマホでQR注文できることと、店舗用POSの対応は別 | Freeでレシート連携。厨房出力は有料プラン |
SquareのAndroid対応は、手持ち端末なら何でも使えるという意味ではありません。アプリ・カードリーダー・Tap to Pay・プリンターには、それぞれ対応機種とOSの条件があります。Squareの端末と費用も合わせて確認してください。
Androidで検討しやすい候補
Square POSレジはAndroidアプリがあり、対応条件を満たす端末では決済も検討できます。CASHIERなどAndroidベースの専用端末を提供するサービスもありますが、市販タブレットへ自由にインストールできるとは限りません。
「Android対応」には、手持ちのスマートフォンへアプリを入れる方式、事業者が指定するAndroid端末を使う方式、Androidベースの専用POSを導入する方式があります。OS名だけで同じと考えず、端末のメーカー・型番、画面サイズ、Google Playの有無、SIM・Wi-Fi条件を確認してください。
表は横にスクロールできます。
| 選び方 | 向くケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 手持ち端末を流用 | 小規模・試験導入 | 対応機種、バッテリー、私用との分離 |
| 市販タブレットを購入 | 端末費を調整したい | POS・プリンター双方の対応確認 |
| 専用Android POS | 機器と保守をまとめたい | 指定端末、契約期間、交換条件 |
iPad系POSとの違い
Airレジ、スマレジ、funfoを希望する場合、Android端末の流用を前提にしない方が安全です。対応iPadの購入費と、Android対応サービスへ変更した場合の機能差を比較します。
端末代を節約するためにサービスを変えると、必要だった在庫、飲食店、予約機能を失う可能性があります。「Androidを流用する案」と「対応iPadを新規購入して希望サービスを使う案」で、1年目総額と作業時間を比較してください。所有Android端末も型番が不明なら0円扱いにせず、対応確認が必要な候補とします。
周辺機器を確認する
- AndroidバージョンとGoogle Play対応
- NFCと決済端末の条件
- Bluetooth・USBプリンターの型番
- バーコードリーダー
- OS更新期間とメーカー保証
バーコードリーダーやプリンターは、BluetoothやUSBが付いているだけでは利用を保証できません。POSアプリが認識する型番、接続数、USB変換アダプタの可否を公式対応表で確認します。決済端末についても、Android端末のNFCを直接使う方式と、別のカードリーダーを接続する方式を区別します。
検索結果に表示された端末が特定POSへ対応するとは限りません。購入前にサービス公式の対応端末一覧を確認してください。
店舗端末として確認したい性能
高性能であることより、営業時間中に安定して使えることが重要です。画面の明るさとサイズ、充電しながらの発熱、バッテリー劣化、Wi-Fiの安定性、落下時の保証を確認します。私用スマートフォンを兼用すると、電話着信、通知、持ち出し、スタッフ共有が会計を妨げるため、営業用端末を分ける方が安全な場合があります。
導入前チェックリスト
- POSアプリが端末の型番・OSへ正式対応している
- 決済端末と全周辺機器の組み合わせを確認した
- iPadを新規購入する案とも総額を比較した
- OS更新、保証、故障時の代替端末を確認した
- 実商品で会計、取消、返金、締め処理を試した
よくある疑問
AirレジはAndroidで使えますか?
使えません。Android版は終了しており、現行アプリはiPad・iPhone向けです。必要な機器はAirレジの導入準備で整理しています。
スマレジのPAYGATEがAndroidなら、Androidスマホも使えますか?
PAYGATEの端末OSとPOSアプリの対応OSは別です。スマレジPOSを手持ちAndroidで動かせるという意味ではありません。
Androidスマホだけでカード決済できますか?
SquareのTap to Payは対応Androidスマホで利用できます。NFC、OS、機種の対応確認が必要です。タッチ決済以外の支払い方法まで、スマホだけで全部受け付けられるとは限りません。
プリンターなしでも使えますか?
電子レシートの対応と、顧客が紙の控えを必要とするかを確認します。厨房伝票や現金ドロアの自動開閉も必要なら、会計用プリンターを省けるか別に判断します。
iPadを買った方が安くなることはありますか?
あります。既存のAndroidを流用しても、必要な機能の有料プランや周辺機器が増えれば総額が上がります。端末代だけでなくPOSの1年目の総費用で比較します。