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レジドロアのお金の配置例|紙幣・硬貨の並べ方と釣銭管理

この記事でわかること

  • お金の配置は全国共通の正解ではなく、トレイの形と使い方に合わせた例として考える
  • 全レジで配置と補充・回収の手順を統一する
  • ドロアは金庫と同じ保管設備ではない。閉店後の保管と営業中の回収方法も決める

レジドロアの紙幣と硬貨は、トレイの仕切りに合わせて金種ごとに分け、スタッフ全員が同じ場所から取り出せるようにします。どの店でも右から500円が正解、という全国共通の配置ではありません。

手の届きやすさや釣銭の出方は店によって異なります。まず配置例を決め、取り違えや補充のしにくさを試したうえで、自店の手順にします。

硬貨は金額順にそろえる配置例

6つの仕切りがあるトレイなら、次のように左から小さい金額順へ並べる方法があります。

表は横にスクロールできます。

左端左から2番目左から3番目左から4番目左から5番目右端
1円5円10円50円100円500円

逆順でも構いません。金額順なら補充や締めの際に順番を追いやすく、各金種の置き場を説明しやすくなります。価格が100円単位の店と1円単位の店では、必要な硬貨の量も変わります。

1つの仕切りに複数の金種を混ぜず、仮のラベルを付けて試します。仕切りの数や容量が足りない場合は、トレイの変更や補充用ケースを検討してください。機器の選び方はキャッシュドロアの寸法・接続方法で整理しています。

紙幣は金種を分け、取り出す向きをそろえる

千円札、五千円札、一万円札を別の仕切りへ入れます。千円札を取り出しやすい位置にする例はありますが、トレイの奥・手前の構造は製品ごとに違います。

表は横にスクロールできます。

金種配置を決めるときの考え方
千円札使用量に合う容量と、数えやすい取り出し方を確保する
五千円札千円札と混ざらない独立した場所に置く
一万円札釣銭用と混ぜず、営業中の回収ルールも決める
二千円札などほかの紙幣と取り違えない専用の置き場を用意する

紙幣の表裏と向きをそろえ、折れた紙幣は整えて補充します。トレイの下へ収納する方法は、製品がその使い方に対応している場合に限ります。開閉部や金具へ紙幣を挟まないようにします。

キャッシュドロアは会計中の出し入れをする機器であり、防盗性能を備えた金庫と同じものではありません。 配置だけで防犯が完了したと考えず、営業後の保管先も決めます。

預かり金と釣銭を混ぜない受け渡し

預かった金額を声に出して確認し、釣銭を渡し終えるまで、ほかのお金と区別できる場所で管理します。トレイを使う場合は、お客様から見えることと、第三者が手を伸ばしにくいことを両立させます。

  1. 預かり金をお客様と確認し、POS等へ入力する。
  2. お釣りを取り出し、紙幣と硬貨をそれぞれ数える。
  3. 金額を伝えて渡し、受け渡しを確認する。
  4. 預かり金を所定の仕切りへ収め、ドロアを閉じる。

受け取った紙幣をカウンターに出したまま別の接客へ移らないようにします。複数人が同時に同じドロアへ手を入れないなど、担当の切り替え方も合わせて決めておきます。

釣銭準備金3万円の内訳例

以下は計算用の一例です。客単価や価格の端数、現金会計の回数、両替できる頻度に応じて調整してください。

表は横にスクロールできます。

金種枚数金額
五千円札2枚10,000円
千円札15枚15,000円
500円4枚2,000円
100円20枚2,000円
50円10枚500円
10円40枚400円
5円10枚50円
1円50枚50円
合計30,000円

一万円札はこの例の準備金には入れていません。硬貨が不足しやすい店なら、紙幣を減らして硬貨へ配分するなど見直します。補充した金額も記録し、朝に用意した金額と混同しないようにします。

営業中の補充・回収と、閉店時の照合

回収する基準は「一万円札が必ず10枚になったら」と固定せず、店舗の現金量と保管体制に合わせます。回収額、日時、担当者を記録し、可能であれば別担当者とも照合します。回収先へ移しただけでは売上が増減するわけではないため、記録の区分をそろえます。

締め作業では、準備金、現金売上、現金での返金、補充、営業中の回収を使って記録上の残高を求め、実際に数えた額と照合します。差額があれば、入出金や返金の記録から追います。

POSは記録と集計を助けますが、手動ドロアの中身を自動で数えるものではありません。自動釣銭機と手動ドロアを区別し、現金とキャッシュレスの売上・入金管理も併せて運用を決めます。

現金の記録とレジ締めをPOSで管理する場合

スマレジの現金管理・レジ締め機能を確認できます。手で数えた実額と記録上の額を照合するための機能であり、不正や数え間違いを自動でなくすものではありません。

ドロアとコインカウンターを選ぶとき

下の商品カードのドロアは手動開閉式です。プリンターやPOSと自動連動する製品としては案内していません。幅だけでなく、開いたときの奥行き、紙幣・硬貨の仕切り数、鍵の管理方法を確認します。

コインカウンターは硬貨を金種別に並べて数える補助具です。自動選別機ではありません。いまのトレイで足りる場合は買い替えず、補充や締めの際に数えにくい金種があるかを先に確かめてください。

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