古いボタン式レジが故障したら、型番と症状を控え、まずメーカーや販売店へ修理の可否を聞きます。修理費、部品の有無、返却予定が分かると、同じ方式のレジに買い替えるか、タブレットPOSへ移るかを比べられます。
POSは商品別の売上集計や決済連携を使いたい店には候補ですが、故障したら必ずPOSへ変えるべき、というわけではありません。 一方で修理を待てない場合は、領収書・売上記録・現金の管理方法を先に決めて、当面の会計を用意します。
新紙幣の対応が必要なのは、どの機器か
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| 使っている機器 | 新紙幣への対応の考え方 |
|---|---|
| スタッフが紙幣を入れる手動ドロア | 紙幣を機械で読み取らないため、新紙幣の発行だけで交換必須にはならない |
| 紙幣を投入する自動釣銭機 | 読み取り部などの対応が必要。型番と改造・更新状況をメーカーへ確認する |
| POSソフト | 税区分や帳票設定などを扱う。更新だけで旧型釣銭機の紙幣読取部が対応するわけではない |
メーカーの案内には、紙幣取扱製品の改造作業が示されています。対応終了の機種も考えられるため、現物の型番で判断します。アプリ更新ですべて無料対応できる、と費用を見込まないでください。
修理・同種の買い替え・POSを比較する
修理で戻せるなら、スタッフが操作に慣れている点を残せます。商品の種類が少なく現金中心なら、同種のレジへ買い替える方法もあります。
POSへ移る場合は、売上分析・在庫・決済連携など、追加したい作業を具体的にします。キャッシュレスだけを始めたいなら、レジを残して決済端末を追加する構成も候補です。POSレジと決済端末の違いで役割を整理できます。
インボイス対応は、必要な記載項目を出せるかを確認します。機種を新しくするだけでなく、登録番号や税率・税額の設定も必要です。レシートの記載項目と設定を照合してください。
自店でできる作業と、依頼する作業を分ける
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| 作業 | 見積もりで聞くこと |
|---|---|
| 商品登録 | 対象点数、税区分、画像、CSVの作成・修正を含むか |
| 機器設定 | 端末、プリンター、ドロアの接続確認を含むか |
| 訪問設置 | 対応地域、配線、出張費、作業日、追加工事の扱い |
| 操作案内 | 会計だけでなく、取消・返品・レジ締めまで練習できるか |
| 導入後の連絡 | 対応時間、電話・遠隔・訪問の区分、別料金の条件 |
手持ちのプリンターは、端子がつながるだけでは再利用できません。アプリの対応表、接続方式、型番を確認します。カード決済との金額連携も、対応するPOSと決済サービスの組み合わせに限られます。
設定・設置支援を含むPOSを比較する場合
商品登録や現地設置を依頼したい範囲を伝え、対応可否と料金を紹介先へ確認する窓口です。訪問対応地域、納期、支援範囲は販売店ごとに異なります。
故障した旧レジから引き継ぐもの
旧レジがまだ動くなら、売上集計・商品一覧・税率別設定を保存します。動かない場合は、紙のメニュー、価格表、ジャーナル、手元の集計表などから必要なデータを用意します。
- 新しいレジで使う商品名・価格・税区分を決める。
- 旧レジの売上資料を保存し、いつまで旧側で集計するか記録する。
- 新しい機器で少額会計、取消、返品、レシート、締め処理を試す。
- スタッフが操作を確認し、実際の会計を新側へ切り替える。
- 切り替え日の現金とカード売上を照合する。
練習入力は実売上に混ぜません。旧レジが故障している場合に、必ず旧機と並行運用できるとは考えず、紙の記録などの暫定手段も決めておきます。
「いつ使い始められるか」は作業ごとに聞く
機器の発送、商品登録、訪問日、通信工事、カード会社の審査は、それぞれ別の日程です。「POSアカウントを作れた日」と「店頭ですべての決済を受けられる日」も一致するとは限りません。
開業日や故障状況を伝え、最初に使える範囲と、後から追加する機能を分けると日程を組みやすくなります。総額はPOS導入費用、契約の終了条件は解約金・契約期間の確認で確認してください。
修理見積もりと新機器の見積もりがそろったら、今後必要な機能と継続費を含めて判断します。訪問サポート付きという理由だけで、契約期間や中途解約条件を見ずに決めないようにします。