小売店のPOSは、商品登録と会計だけでなく、在庫がどこで増減したかを追えることが重要です。1店舗の基本在庫ならAirレジやSquare、ネットショップ連携ならSTORES、仕入・店舗間在庫まで必要ならスマレジやCASHIERを比較します。
小売向け比較
| サービス | 商品・SKU | バーコード・棚卸 | 仕入・発注 | 顧客・ポイント | EC・複数店舗 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スマレジ | リテールは10万点 | 対応 | 高度な在庫、仕入等 | プラン別 | 店舗間・受注管理等 | 月額と必要機器を確認 |
| Square | プラン別の商品・在庫 | 対応機器を確認 | リテール機能を確認 | 顧客機能 | オンライン連携 | 国内要件とプラン差を確認 |
| Airレジ | CSV商品登録 | バーコード入荷、棚卸 | 発注機能は公式で要確認 | 顧客・購入履歴 | 複数店は店舗別運用に注意 | 高度な本部在庫には不足の場合 |
| STORES レジ | 商品・在庫 | 対応範囲を確認 | 公式で要確認 | STORES製品連携 | ネットショップ連携 | 無料・有料範囲を確認 |
| CASHIER | 構成別 | ハード含め相談 | 在庫機能を確認 | プラン別 | 複数店舗管理 | 料金・SKU上限は見積確認 |
公式情報確認日:2026年7月28日。 SKU上限、発注、返品、ポイント、EC連携は契約プランごとに公式確認が必要です。
商品登録・バーコード
既存の商品CSVを取り込めるか、JANコードがない独自商品へバーコードを発行できるか、色・サイズをSKUとして扱えるかを確認します。棚卸はスマホやハンディスキャナで連続読取できるかまで試します。
在庫・仕入・返品
販売連動の在庫減算だけでなく、入荷、仕入先、原価、店舗間移動、返品・交換時の在庫戻し、在庫変動履歴が必要かを決めます。スマレジのリテールビジネスは高度な在庫と複数店舗を公式に案内しています。一方、小規模な単店では機能過多になることもあります。
顧客・ポイント・EC
顧客情報と購入履歴、ポイント、ネットショップと店頭の共通在庫を一つにしたい場合は、連携できるだけでなく同期頻度と障害時の在庫調整方法も確認します。
返品・交換の運用を先に決める
返品は在庫を戻すだけでなく、元の支払方法、値引き、ポイント、売上計上日まで関係します。交換で別商品を渡す場合に、返品と新規販売をどの順で処理するか、レシートがない場合のルールを決めます。POSの「返品対応」という表示だけでなく、実際の操作と売上レポートを確認してください。
店舗が増える場合の設計
複数店舗を予定するなら、商品マスタの更新担当、価格変更の反映、店舗間移動、棚卸しの締め日を決めてからサービスを選びます。店舗ごとに商品を登録する運用は開始しやすい一方、価格や在庫の差異が生まれやすくなります。EC在庫連携では同期頻度と失敗時の手動修正方法も確認します。
総合比較はPOSレジ比較、決済端末は小規模店舗向け決済端末比較で確認できます。
SKU数を先に数える
同じ商品でも色やサイズが違えば別SKUです。現在の商品数だけでなく、季節商品、取り寄せ、廃番、2店舗目を含む最大SKU数を見積もります。上限を超えた場合の料金や動作も公式で確認してください。
導入テスト
商品登録、連続バーコード読取、入荷、棚卸し、返品・交換、店舗間移動、EC注文後の在庫反映まで試します。機能表に「対応」とあっても、自店の返品処理やセット商品に合うとは限りません。テストデータは色・サイズ違い、セット商品、予約商品、値引き商品を含めます。棚卸しでは読み取り漏れや重複読み取りがレポートで分かるかを確認します。