決済端末を買うか借りるかは、端末代だけでは決まりません。月額料金と決済手数料まで足すと、端末0円のプランと買い切りのプランで総額が逆転する場合があります。
まず契約形態を区別し、その後に自店のカード決済額で比較します。無料貸与をすべて「違約金がある危険な契約」としたり、購入なら常に安いとしたりする判断はできません。
購入・無料貸与・レンタル・リースの違い
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| 形態 | 端末代・所有の考え方 | 終了時に確認すること |
|---|---|---|
| 購入 | 機器を購入して使う | 決済契約の解約、有料機能の停止、保証・データの扱い |
| 無料貸与 | 条件付きで機器を借りる | 返却する本体・付属品、送料、未返却時の負担 |
| 有料レンタル | 借りる期間などに応じて利用料を払う | 最低利用期間、延長、返却期限・破損の扱い |
| リース | 機器利用について別の契約を結ぶ | 契約期間、中途解約、残額、保守の有無 |
リース、決済代行、POSの月額利用は別々の契約になっている場合があります。特定企業の破産と、すべてのリース契約の良し悪しを結び付けることも避けます。具体的な条項はPOS関連契約の解約条件で整理しています。
Square・Airペイ・STORESは契約を分けて見る
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| 候補 | 端末・プランの案内 | 比較時の注意 |
|---|---|---|
| Square リーダー+無料プラン | リーダー税込4,980円、プラン月額0円 | 対応スマホ等が別途必要。有料機能は別料金 |
| Airペイの貸与機器 | 貸与を受けた機器は解約時の返却対象 | 対象機器・付属品・例外・送料を公式案内で確認 |
| STORES 決済・フリー | 端末税込27,720円、月額0円 | 対応端末・機器構成と適用料率を確認 |
| STORES 決済・スタンダード | 年間契約の月額税込3,300円、条件を満たす場合に端末1台無料貸与 | 月額契約とは金額・契約条件が異なる。返却と更新条件も確認 |
2026年10月24日に確認した公開情報です。Airペイの貸与条件をSTORESへ、STORESの年間契約をAirペイへ当てはめないようにします。
端末代・月額・手数料を足した3年間の試算
計算式は 端末代+月額×36か月+月の対象決済額×手数料率×36か月 です。
以下は、売上をすべて比較対象の対面Visa・Mastercard決済とし、各社の対象料率を使える店舗を想定した例です。Squareは2.5%、STORESフリーは2.48%、スタンダードは1.98%を使用します。STORESスタンダードは年間契約を3年間継続し、月額3,300円・端末1台の無料貸与条件を満たす想定です。
Squareの2.5%は年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件があります。各社の業種・事業規模・決済ブランド等の適用条件は公式料金表を照合します。すべての決済にこの料率が使えるという意味ではありません。
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| 月の対象カード決済額 | Square リーダー+無料プラン | STORES フリー | STORES スタンダード・年間契約 |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 4,980+2,500×36=94,980円 | 27,720+2,480×36=117,000円 | (3,300+1,980)×36=190,080円 |
| 50万円 | 4,980+12,500×36=454,980円 | 27,720+12,400×36=474,120円 | (3,300+9,900)×36=475,200円 |
| 100万円 | 4,980+25,000×36=904,980円 | 27,720+24,800×36=920,520円 | (3,300+19,800)×36=831,600円 |
金額は円。手数料の計算・端数処理により実請求額とは差が出ます。対応スマホ・タブレット、プリンター、通信、振込手数料、故障、途中解約、価格変更は含めていません。既存機器の条件も同じではないため、最終的には自店の不足機器を加算します。
この仮定では月10万円・50万円ならSquareの例が低く、月100万円ならSTORESスタンダードの例が低くなります。端末の購入・貸与の違いだけで結論は決まりません。決済手数料の計算機で、実際の料率と月額を入れて検討できます。
Squareの購入端末と無料プランを検討する場合
Square リーダーは税込4,980円。対応スマホ等は別途必要です。無料プランの月額と、有料機能・決済手数料・必要機器を分けて確認します。
解約と故障の費用は別に確認する
貸与品は、解約時の本体・充電器・ケーブル・箱の返却条件を確認します。Airペイの公式案内には加盟店負担の返送料、未返却時に代金等が請求される可能性、返却不要となる例外が記載されています。「無料貸与なら必ず数万円の解約金がかかる」という説明にはしません。
購入品も、故障時に必ず全額自己負担で買い直すとは限りません。保証期間、自然故障と落下・水濡れの扱い、交換中の代替機を確認します。補償対象外の損傷や紛失は別に見込んでください。
自店の利用期間と決済額で選ぶ
利用しない月があるイベント出店では、月額と終了時の手続きが判断材料になります。継続営業する店で対象決済額が大きければ、固定費のある低料率プランも比較対象です。
必要なブランド、入金日、POS連携、紙のレシートまで含めて選ぶ場合は決済端末の比較へ進みます。SquareとAirペイに絞った比較は両社の端末・手数料・入金の違いにまとめています。