通信が切れたとき、Squareのオフライン決済でカードの支払いを受け付けられる場合があります。ただし、使える機器と決済方法は限られ、受付時点で売上の回収が確定するわけではありません。
スマホだけのタッチ決済を予備として用意しても、そのままオフライン決済には切り替えられません。出店前に、手元の機器とアプリで設定できるかを確かめてください。
対応する機器と支払い方法
2026年10月8日に確認したSquareの公式詳細ヘルプでは、オフラインのカード受付はスワイプ決済として案内されています。
表は横にスクロールできます。
| 構成・支払い方法 | オフラインでの扱い |
|---|---|
| Square ターミナル、Square レジスター第1世代 | 公式が案内するスワイプ決済に対応 |
| Square スタンド | 世代や磁気ストライプ専用リーダーの接続条件を確認 |
| Square リーダー | 全機種共通ではない。磁気ストライプ専用リーダーとの構成条件を確認 |
| ICチップの挿入・カードのタッチ決済 | 対象外 |
| iPhoneのタッチ決済・Tap to Pay on Android | 対象外 |
| カード番号の手入力・Square ギフトカード | 対象外 |
電子マネーやQR決済まで通常どおり使えると考えず、画面に表示される利用可能な方法を確認します。カードブランドだけで判断せず、機器の世代、アプリ、接続方法も照合してください。外部POSに決済端末として接続したターミナルなど、対象外の構成もあります。
通常時の端末選びはSquareの決済とPOSレジ、他社との違いはSquareとAirペイの比較にまとめています。
オフライン決済を事前に設定する
通信できる状態で、対応するSquare POSレジアプリを開きます。
- 「その他」から「設定」を開く。
- 「お会計」から「オフライン決済」を開き、許可する。
- インターネット停止時・Squareサービス停止時の受付方法を選ぶ。
- 1回あたりの最大金額を設定して保存する。
画面名や利用できる項目はアプリのモード・機器によって異なります。該当する設定がない場合は、対応条件を確認してから運用を決めます。上限は店の商品単価と、未回収になった場合に負担できる金額から決めてください。
受付後は早めに接続し、保留中の取引を確認する
表は横にスクロールできます。
| 機器 | 公式詳細ヘルプの期限案内 |
|---|---|
| ターミナル・レジスター | オフラインセッション開始から72時間以内にアップロード |
| スタンド | 受付セッションは24時間。セッション開始から72時間以内にアップロード |
いずれも24時間以内のアップロードが推奨されています。期限まで待たず、通信が戻り次第接続してください。保留中の取引が完了したか、不承認になっていないかを取引履歴で確認します。
オフライン受付中はカード会社の承認結果を確認できません。不承認、期限切れ、チャージバックによる損失は店舗が負担します。金額上限を設けても、そのリスク自体はなくなりません。
保留中のデータを消さない
送信前にアプリからログアウトしたり、アプリを削除したり、モード・店舗を切り替えたり、端末を初期化したりすると、保留データが失われると公式が案内しています。エラー時にも、これらを復旧手順として安易に行わないでください。
現金と予備回線も用意する
屋外イベントでは、オフライン決済に対応していてもカードの読み取りや承認条件によって受け付けられない場合があります。現金の釣銭、別回線の通信、電源を用意し、利用できる支払い方法をお客様へ案内できるようにします。
イベント出店の決済準備と店舗の予備回線も合わせて確認してください。
よくある疑問
スマホだけでオフラインのタッチ決済はできますか?
できません。iPhoneのタッチ決済とTap to Pay on Androidは公式ヘルプの対象外です。
受付できたら売上は確定しますか?
確定しません。再接続後の承認結果を確認し、売上・入金明細と照合します。オンライン処理が完了するまでは払い戻しもできません。
手数料はいくらですか?
自店の契約に適用される料率をSquare公式料金ページと管理画面で確認します。通常の決済手数料と未回収リスクは別に考えてください。